ハーマンミラーの歴史は、1923年、D.J. DePreeと彼の義父のHerman Miller達がミシガン州ジーランドのStar Furniture Companyを買い取ったことに始まります。1920年代のハーマンミラーは、家庭向け家具の会社でしたが、1931年、D.J. DePree がコンテポラリーデザインの家具が消費者のニーズを満たすことに目を向けたのをきっかけに、ハーマンミラーの方向性は大きく変わります。 この「問題を解決するためのデザイン」というアプローチは、ハーマンミラーの歴史の中で非常に重要な役割を果たします。D.J. DePreeは、会社を率いた30年の間に、ハーマンミラーを家庭向けの小さな家具メーカーから、家庭・オフィスの両方を対象としたコンテンポラリーデザイン家具のリーダーとして広く知られる会社に成長させました。 D.J. DePreeは、製品の質とビジネスに完璧さを追求し、その結果Gilbert Rohde、 George Nelson、Charles & Ray Eames、Alexander Girard、Isamu Noguchiといったその時にもっとも活躍していたデザイナー達とのパートナー関係を積極的に築いていきます。小さな家具メーカーでありながら、1950年代の初めには、ハーマンミラーはモダンデザインの家具メーカーとして世界的にその名を知られるようになったのです。